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FP(ファイナンシャルプランナー)の資格

FPの資格は、日本FP協会が認定をしているAFPとCFPの2つがあります。
また、「FP技能士」として厚生労働省が認定している国家資格もあり、このどちらかの資格取得者を「ファイナンシャルプランナー」と呼んでいます。

FP資格者に求められるもの

ファイナンシャル・プランニングを行うにあたっては、顧客の家族の状況や個人的なファイナンス状態など、プライバシーに関わる情報が必要不可欠であるとともに、プランはその顧客の一生に関わる問題であるため、当然ながらFPには高い職業的倫理観とその深い自覚が求められます。

FPとして認定されるには、「4つのE」、すなわち教育(Education)、試験(Examination)、経験(Experience)、倫理(Ethics)が必要となります。

・教育(Education)
所定のFP教育カリキュラムを修了すること。またライセンスの維持・更新には「継続教育」による所定の単位取得が必要となります。

・試験(Examination)
教育要件を満たした後、ファイナンシャル・プランニングについて学んだ内容を実際の場面で統合的に活用できるかどうか、その能力を評価。試験合格とは、そのプランナーが実務遂行に必要なレベルに達していることを証明するものです。

・経験(Experience)
FPには「経験」が必要です。CFPR認定者となるためには、資格審査試験に合格するとともに、AFP資格取得後、AFP資格認定者として日本FP協会に1年以上在籍していることが必要です。また、ライセンス認定者には2年毎に更新が義務付けられています。

・倫理(Ethics)
教育、試験、経験の各要件を満たすと、ライセンス取得に先立ち日本FP協会が定める「倫理規程」の遵守について約定書に署名することが求められます。これは、ファイナンシャル・プランナーにとっては専門知識もさることながら、高い職業的倫理観を持つことが不可欠であるからです。